板野町のあすたむらんど徳島の子ども科学館で27日、約10万個のLEDを使って宇宙を表現したデジタルアート作品の展示が始まった。徳島市出身の猪子寿之社長が率いるIT会社チームラボ(東京都)が制作。多くの家族連れらが訪れ、幻想的な光の芸術を満喫した。5月8日まで。
作品は、高さ2・7メートル、幅4・3メートル、奥行き7・4メートルで、上からつるしたLED一つ一つをコンピューターで制御している。来場者は映像空間を歩きながら、スマートフォンを使って銀河や惑星、流れ星などを出現させ、楽しんでいた。
吉野川市の川島小4年栗林拓実君(10)は「キラキラと光って本当に宇宙にいるような気分」と話した。
このほか、四季彩館でも、チームラボによる「光のボールでオーケストラ」が3月31日まで展示されており、光と音で遊ぶことができる。