3Dプリンターを使って「ミニ四駆」のオリジナルボディーを親子で作る教室が27、28の両日、三好市井川町辻の徳島大学にしあわ学舎であり、市内外の小中学生と保護者34人が参加した。
一般社団法人3D-GAN(東京)のメンバーらが指導。参加者は3Dソフトを使い、パソコンの画面上で、ボディーにライトやウイングなどのパーツを組み合わせてデザインを考えた。
3Dプリンターで樹脂素材が出力されると、約2時間で立体的なボディーが完成した。子どもたちは車輪の付いた本体にボディーを取り付けてコースで走らせ、歓声を上げていた。
池田小3年の井下虹渉さん(9)は「出来上がるまでわくわくした。世界で一つのミニ四駆ができてうれしい」と話した。
教室は徳島大地域創生センターが3Dデータによるものづくりを体験してもらおうと初めて開いた。