暫定運用が始まった徳島市消防局の高機能消防指令センター=徳島市新蔵町1

 最新の情報通信技術に対応した徳島市消防局の「高機能消防指令センター」の暫定運用が始まり、28日、同市新蔵町1の同局で開所式が開かれた。

 センターは4階に整備。統合型位置情報システムを導入した。固定電話や携帯電話からの通報者の住所、通報場所の自動特定が可能になり、出動時間の短縮が見込めるなど体制が強化される。

 インターネットを利用した119番通報システムにも対応するほか、消防車や救急車に衛星利用測位システム(GPS)機能付き端末が搭載され、現場への最短ルートや指令情報が確認できる。

 開所式には関係者約60人が出席。原秀樹市長が「センターを防災拠点の要とし、安心・安全に暮らせる町づくりに生かしていく」と式辞を述べた。早速、火災の通報を想定した訓練が行われ、出席者は受信から出動までの流れを見学した。

 市は消防無線デジタル化に合わせて、2014年度からシステムの整備を進めていた。16年6月から本格運用する。総事業費は10億8492万円。