AR(拡張現実)やAI(人工知能)を使った画像制作を手掛けるデジタルクリエイターとして、「White birch graphics」という屋号で活動する松家勲さん(43)=吉野川市。実は、阿波市の健診施設に勤める放射線技師が本職だ。その傍ら友人や知人の店の紹介画像などを作り、PRに一役買っている。最近は依頼も増えてきたと言い、「知らない世界を知れるのは楽しいし、それに寄せるのも面白い」と目を輝かす。
 個人事業として2021年から本格的に制作を請け負うようになった。作品は店の名刺や商品、建物などにスマートフォンをかざすと画面にロゴやイラストなどが浮かび上がるものが主体。平日は放射線技師として勤務し、休日を中心に自宅で制作に励む。