NHK交響楽団の演奏会(NHK徳島放送局、NHK交響楽団、徳島新聞社主催)が29日、鳴門市文化会館であり、重厚な音色に約1200人が聴き入った。
スイスの名門管弦楽団の首席指揮者を務めるリオネル・ブランギエさん、ドイツを代表する若手バイオリン奏者のアラベラ・美歩・シュタインバッハーさんを迎え、チャイコフスキーの「バイオリン協奏曲」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」などを披露した。
アラベラさんはアンコールでイザイの「無伴奏バイオリンソナタ第二番一楽章」を独奏し、会場は大きな拍手に包まれた。
家族4人で訪れた勝浦町の生比奈小5年石木大智君(11)は「間近で聴けてとても迫力があった」と感動していた。