徳島市かちどき橋3にある国登録有形文化財「原田家住宅」の一般公開(NPO法人「蜂須賀桜と武家屋敷の会」主催)が5日、始まった。6日まで。入場無料。
住宅は最後の徳島藩主・蜂須賀茂韶(もちあき)から譲り受けたとされる。来場者は客間や茶室を見学したり、樹齢約250年の蜂須賀桜を見ながら抹茶を味わったりした。桜は暖冬の影響で例年より10日ほど早く満開となっている。
同市山城町東浜傍示の主婦島美代子さん(74)は「満開の桜は色鮮やかで、春の始まりを感じます」と顔をほころばせた。
住宅の一般公開は午前10時から午後4時まで。庭は午後8時まで公開され、午後6~8時は桜がライトアップされる。