第11回阿波シティマラソン(阿波市など主催)が6日、同市市場、土成両町で行われた。市内外から791人が参加し、最大高低差150メートルと起伏が激しい阿讃山脈麓のコースを駆け抜けた。
市場町切幡の市役所を発着点にした約21キロのハーフと2キロの2コースで、性別や年齢別の14部門と、タイムを競わないエンジョイ部門(2キロ)が設けられ、参加者は沿道からの声援を受けながらゴールを目指した。
ゲストに鳴門市出身で陸上長距離の元五輪選手弘山晴美さん、招待選手として大塚製薬と富士通の各陸上競技部から5人が出場。弘山さんは2キロのコースを走り、選手に「頑張れ」と声を掛けて大会を盛り上げた。
ハーフ一般男子39歳以下の部を1時間20分42秒で制した窪田学さん(39)=小松島市日開野町行地、会社員=は「きついコースで大変だったけど、優勝できてうれしい」と笑顔だった。