四国の企業の採用担当者らから業務内容について説明を受ける学生ら=大阪市の梅田スカイビル

四国の企業の採用担当者らから業務内容について説明を受ける学生ら=大阪市の梅田スカイビル

 2017年春の大学新卒予定者を対象にした四国3県の合同企業説明会「四国就職ガイダンスin大阪」(徳島新聞社、四国新聞社、高知新聞社主催)が7日、大阪市の梅田スカイビルであった。今年は選考開始が昨年より2カ月早い6月になるため、開催時期を例年より2週間程度前倒しした。

 徳島、香川、高知に事業所を置く32企業・団体(うち徳島県14企業・団体)がブースを構え、U・I・Jターンを希望する学生約110人が来場。企業の人事担当者から事業内容や福利厚生、求められる人物像などについて話を聞いた。

 県内企業の担当者は「今年は売り手市場で採用を増やす企業が多く状況は厳しいが、優秀な人材を確保したい」と話した。徳島市出身の吉田智也さん(20)=鳥取環境大3年=は「昨年の状況が参考にならず不安は大きい。金融関係の仕事に就けるよう情報収集したい」と力を込めた。