7日開かれた徳島県東みよし町議会総務産業建設委員会(7人)で、町の本年度一般会計補正予算案に、町議のそろいのスーツ購入補助金が計上されている問題が議論された。補助金への反対意見が出る中、委員会は予算案を可決した。14日の本会議でも可決される見通し。
谷藤昇議会事務局長が、スーツ購入補助金として約30万円が計上されていると説明。吉井武氏は「町民からいろいろな声が出ている。いま一度、検討が必要ではないか」と疑問を呈し、川原進氏も「補助金はもらわず、同じ商品を自費負担で購入したい」と反対意見を述べた。
これに対し、安藤孝明氏は「研修などの際はそろった服装の方がいい」と補助金を認める意向を示した。委員会を傍聴していた小川勉氏は、坂本健二委員長から意見を求められ「6月の全員協議会ではスーツという語句は出ておらず、制服を作ろうという話だった。もう一度、協議してはどうか」と再考を促した。