徳島自動車道・鳴門ジャンクション(JCT)-徳島インターチェンジ(IC)間10・9キロが開通し、14日で1年を迎えた。1月末までの1日平均通行台数は約5500台で、当初見込みの4千~5千台を上回った。
西日本高速道路によると、区間別の1日平均通行台数は、鳴門JCT-松茂スマートIC間が約5800台、松茂スマートIC-徳島IC間が約5400台だった。松茂スマートICでは1日当たり約1100台の出入りがあった。
鳴門JCT-徳島IC間の開通により、徳島道と高松自動車道、神戸淡路鳴門自動車道が直結。直結前は徳島道から高松道に乗り換える車で藍住IC-土成IC間や鳴門IC-板野IC間が混雑しやすく、2014~15年の年末年始は両区間で5キロ以上の渋滞が3件起きた。一方、15~16年の同時期はゼロとなるなど、一定の開通効果が出ている。
同社は鳴門JCT-徳島IC間からの南進も進めており、徳島JCT(仮称)-徳島東IC(同)間4・7キロは19年度中の開通を予定している。徳島東IC-阿南IC(同)間17・7キロを建設する国土交通省は完成時期を明らかにしていないが、同時期の開通を目指している。