デイサービスセンター花みずき(徳島市東吉野町2)の利用者の作品展「八十歳の手習い」が、徳島市のアミコ専門店街1階通路で開かれている。16日まで。
69~98歳の男女50人が、書道や色鉛筆画、水墨画、ちぎり絵など67点を出品。毛糸玉を、90センチ四方の段ボールに描いた下絵に貼って「三猿(見猿、言わ猿、聞か猿)」を表現した手芸作品や、色鮮やかな折り紙を折り重ねたひな人形など、利用者全員が力を合わせて完成させた大作も並んだ。
会場では、行き交う人たちが作品に熱心に見入っており、宮田ミヨ子さん(86)=同市中島田町4=は「どれも繊細で素晴らしい。同世代の作品を見て、元気をもらった」と話した。
アミコでの作品展は昨年に続いて2回目。