県内外で石を収集し、コレクションしている長岡さん=鳴門市撫養町のキョーエイ鳴門駅前店

 県内外の河川で収集した石のコレクションを展示した「阿波の石展」が、鳴門市撫養町のキョーエイ鳴門駅前店4階で開かれている。11日まで。無料。さまざまな模様が浮かぶ約700点が並んでおり、主催した北島町中村の長岡進さん(66)は「石の表情を楽しんで」と来場を呼び掛けている。

 県内の吉野川、鮎喰川、勝浦川、那賀川や四国3県の河川などで収集し、加工した石を展示。まだら模様がニシキヘビを思わせる「蛇紋石」や白とピンクの石灰が斑点となった「梅林石」、何色もの色が独特な「五色石」などが来場者の目を楽しませている。

 同市撫養町小桑島出身の長岡さんは退職後、室内観賞用の自然石「水石」の展示会に足を運んだのをきっかけに石に興味を持った。長岡さんは「探していた石を見つけ、磨いてきれいな模様が出たときはうれしい」と話している。

 展示会は午前10時~午後6時まで(11日は同4時まで)。問い合わせは長岡さん<電090(8974)5390>。