愛称を刻んだ銘板を除幕する泉市長(左から2人目)ら=鳴門市撫養町の「トリーデなると」

 鳴門市が防災や交流の拠点として改修していた旧県立鳥居記念博物館(同市撫養町)が18日、リニューアルオープンした。市が公募していた施設の愛称は「トリーデなると」に決まった。

 市や県、地元関係者ら約60人が出席して記念式典があり、泉理彦市長らが愛称を刻んだ銘板を除幕した。愛称は118点の応募から鳴門市の30代男性の作品が採用された。「鳥居」と「防災拠点として市民を守る砦(とりで)になってほしい」との意味が込められている。

 記念行事として、館内の市民ギャラリーなどで徳島市出身の人類学者鳥居龍蔵(1870~1953年)の功績を紹介するパネル展や、鳴門市の写真家小川直樹さん(54)の作品展が始まった。4月3日までで、入場無料。

 施設は鉄筋コンクリート4階建て延べ450平方メートルで、食料や毛布などを保管する防災用備蓄倉庫、会議室などがある。J2・徳島ヴォルティスのホーム試合日にはチームカラーの青色の照明でライトアップされる。

 地元の川東地区自治振興会の中谷宏会長は「宝の持ち腐れにしないように幅広く活用していきたい」と話した。