来場者(右端)に阿波藍を使った和菓子を紹介する生徒=徳島市の城西高

 阿波藍の6次産業化に取り組む徳島市の城西、徳島科学技術、徳島商業の3高校の成果報告会が19日、城西高校であり、3校の生徒が藍を用いて試作した食品を紹介した。生産効率を高めるなど改良して来年度の販売開始を目指す。

 試作したのは藍の乾燥葉を生地やあんに混ぜたギョーザと和菓子。茶葉に似たさわやかな香りが特徴で、和菓子を試食した他校の高校生ら参加者には「おいしい」「草餅みたい」と好評だった。
 3校の生徒は昨年7月から、収穫や葉の乾燥を一緒に行い、アイデアを出し合って商品を考案。藍染和紙を張った照明器具も作った。徳島科技高の生徒は葉の刈り取り機を製作した。

 複数の高校が6次産業化で連携したのは県内で初めて。城西高植物活用科2年の瀧口誉生さん(17)は「作る過程で商業や工業の勉強ができ、いい経験になった。これからは販売に向けて完成度を高めたい」と話した。