9日、徳島県内は終日雨が降り続いた。連日の雨で主だった河川は増水して釣りがほとんどできない状態となり、釣り人の姿は見当たらなかった。磯や沖ノ一文字なども波が高く、多くの業者は営業を取り止めた。
9月も中旬になると、お手軽な波止や岸壁でさまざまな魚が良く釣れるようになる。それに伴い釣り場ではゴミが増加する傾向にある。各自ゴミは必ず持ち帰るようにしたいものだ。また、天候が良くなれば日中の気温は30度前後になる。水分補給なども忘れずに行いたい。
[イカダ]<ウチノ海>9日、波はなく、終日雨。堂浦のカセを使い、釣りクラブの大会が行われた。カカリ釣りでチヌを狙い総重量を競った。全員に釣果があり、計量されたのは20~40センチで5時半から7時間半の釣果。1位は徳島つろう会の山元八郎さんで4425グラム(13匹)。2位は同会の高橋秀典さんで2210グラム(11匹)。3位も同会の白井清さんで1915グラム(8匹)。アタリが多かった餌は生サナギとコーン。8日は、波、風、ともに穏やか。中央周辺でサナギとコーン、市販のネリ餌をサシ餌に25~28センチのチヌ10匹と46センチのヒラメ1匹。
[投げ釣り]<小松島港>9日、南防で7時から8時間、マムシとアオイソメ、イシゴカイを餌に32、37センチのキビレ2匹。(県釣連盟報道部)
■コラム
<新製品>毎年この時期になると秋から本番を迎える磯釣りなどの新製品が各釣り具メーカーから発売される。釣り具店に行き新しい商品を見るのも楽しみになる。どの商品もコンセプトを持って作られている。それぞれに特徴や魅力があり、購入する際は自分の予算やスタイルにあった物を選べば次の釣行がさらに楽しく快適になり、釣果にもつながるかもしれない。