来年夏の参院選を合区の「徳島・高知」選挙区で戦う徳島、高知両県の野党と市民団体が10日、三好市池田町の宿泊施設で会合を開き、野党統一候補を擁立することで一致した。次期参院選に向け、両県の野党各党が一堂に会して協議するのは初めて。
国民民主、立憲民主、共産、社民、新社会の5党の両県内組織と、各党の支持者らでつくる市民団体の「オール徳島」「高知憲法アクション」の関係者、無所属の会の広田一衆院議員(高知2区)ら約20人が出席。会合は非公開で行われた。
出席者によると、両市民団体が新人の候補者2人ずつを提示。今後、両市民団体が4人に対して出馬の意思があるかどうか打診する。
出席者からは「前回は徳島から候補者が出たので今回は高知から出してほしい」「立憲民主党徳島県連の大会がある10月20日までに決めたい」などの意見が出た。