美馬市穴吹地区の身体障害者が参加するスポーツ大会が、穴吹スポーツセンターで開かれ、約110人が爽やかな汗を流しながら交流を深めた。
参加者は3チームに分かれて競技。調理器具のおたまに直径約5センチのボールを乗せて、10人で200メートルを走る「スプーンレース」など、ユニークな9種目に挑戦した。「フライングディスク」では、5メートル先の直径1メートルの輪を目がけてディスク(円盤)を投げ入れ、輪の中に入るたびにチームメートらから歓声が上がっていた。
同市穴吹町口山の中北美代子さん(66)は「久しぶりに体を動かすことができ、いい気分転換になりました」と笑顔だった。
大会は市身体障害者連合会穴吹支部が開いており、今年で4回目。