鳴門市うずしお観光協会は24日、市の観光をPRする「鳴門うずしお大使」に、松木里奈さん(21)=徳島市、大学生=と、西川奈那子さん(19)=板野町、大学生=を選んだ。2人は4月1日から2年間、月2回程度、市や協会が市内外で開くイベントなどに参加する。
同市北灘町折野の「グランドエクシブ鳴門」で選考会があり、応募した18~31歳の男女24人のうち18人が出席。選考委員11人が面接を行い、積極性や自己表現力などを審査した。
幼稚園まで鳴門市で過ごした松木さんは「鳴門といえば渦潮。いつも違った表情を見せる渦潮の魅力を一人でも多くの人に伝え、世界遺産登録への機運を高めたい」と抱負。西川さんは「おいしい食べ物がたくさんあるし、ベートーベン『第九交響曲』のアジア初演の地でもある。県外はもちろん、県内の人にもアピールしていきたい」と語った。