10日、午前中は雨が降ったりやんだりした。昼前には上がったが、北西の風が強く吹き暑さは和らいだ。午後から波止や岸壁に出掛けた人も見られたが、濁りがあり水潮であまり釣果は聞かれなかった。船釣り、磯渡し、イカダなどの業者は出船を見合わせた所がほとんど。今後、風向きが南から次第に北に変わり、気温、水温共に下がりはじめ秋磯も最盛期になるだろう。釣行の際は安全第一でライフジャケットを必ず着用し、楽しい釣りライフを送ってもらいたい。
[波止]<中林海岸>10日、北寄りの風が吹き、波は穏やか。水潮気味で濁りがあった。13時半から4時間半、市販の沖アミ、加工沖アミ、コーン、ネリ餌を使い分けハリス1、1・2号チヌバリ1、2号でウキを沈めて探った阿南市の人が、40・8、45・5センチのチヌ2匹と43・5センチのへダイ1匹、20センチのキス1匹。30~50メートル付近まで遠投した方がよかった。釣り始めは餌取りが少しいたが、潮が満ちるにつれて活性が下がったのかアタリがなくなった。
<和田島漁港>9日、風波があり濁っていた。激しい雨が降る中、9時半から4時間半、赤アミを餌に市販のサビキ仕掛けで小松島市の人が、10~12センチを主体に14~15センチが数匹交じり、小アジ50匹余りと7~8センチのイワシ100匹余り。
[潮入り川]<牟岐川河口>10日、右岸の岸壁で15時前から3時間半、阿南市の人が沖アミ、市販の加工沖アミ、コーン、ネリ餌を使い分けハリス1号チヌバリ2号のフカセ釣りでウキ下3ヒロ半~4ヒロ半を探り、サオ下から5メートル沖を狙い20~23センチのチヌ8匹と20センチのグレ3匹、同型のキビレ、18センチのメッキアジ、同型のアジ、28センチのアイゴを各1匹。同行の人も似た仕掛けで48センチを頭に20~47センチのチヌ5匹と20センチのキビレ2匹、23センチのメッキアジ、25センチのサバ、20センチのシマアジを各1匹。フグが多く、アタリがなくてもハリがなくなる時が多かった。
[船釣り]<淡路沖>10日、北寄りの風が少し吹いたが穏やか。自家用船で出掛けた人が15時半から3時間半、釣った小アジを泳がせて道糸、ハリス共に8号で65センチのハマチ1匹。同行の人も似た仕掛けで同型を1匹。大きなアタリも数回あったが、道糸から切れたりサオが折れたりして取り込めなかった。
[お知らせ]中林磯は16日全島貸切となります。(県釣連盟報道部)