完成したボートレース鳴門の新スタンド=鳴門市撫養町大桑島

 鳴門市が撫養町大桑島で建て替え工事を進めていたボートレース鳴門(鳴門競艇場)の新スタンドが完成した。規模を旧施設の約4分の1に縮小するとともに、新たに住民の交流スペースなどを設けた。4月23、24両日にプレオープンイベントを開き、同28日に2年間休催していたレースを再開する。

 新スタンドは、鉄骨7階建て延べ約7800平方メートル。3階がメーンの観覧フロアで、一般767席と有料指定160席がある。このほか、4階に有料指定席48席、1階に水際観覧席を設けた。地域に開放された施設をうたっており、1階に貸しホール、屋外に芝生広場も備える。2階は防災倉庫となっている。

 また、スタンドの東側に鉄骨3階建て延べ806平方メートルの付属棟「ダイナミックキャビン」を併設。1、2階は立ち見スペース、3階には会議室として利用できるカフェスタイルの客席がある。総事業費は46億円。

 最大収容人数は旧施設の3分の1の4千人程度。スタンド棟、付属棟を合わせた規模は全国24カ所の競艇場で最小となった。

 市は「全国最小」にちなみ、低い身長を生かした芸で知られる吉本新喜劇の池乃めだかさんを「ボートレース鳴門PR大使」に任命し、知名度向上と新規ファン獲得を図る。

 プレオープンイベントでは、地元農水産物の販売や市民の芸能発表会などを行う。23日は漫才コンビ・はんにゃらのライブ、24日は池乃さんの大使任命式とミニ吉本新喜劇もある。