徳島県鳴門病院は4月から、自宅で療養生活を送る患者の訪問看護を24時間体制で行う「訪問看護ステーション」の業務を、午前8時半~午後5時15分までの約9時間に短縮する。利用者の希望を聞いた上で、土日祝日も対応する。24時間体制を改める理由について同病院は「人員不足で、安全な看護が提供できないため」としている。

 「訪問看護ステーション」は、看護師が自宅での療養を希望する患者宅を訪問し、症状を確認したり、相談に乗ったりしている。看護師1人で行うため、幅広い知識や経験が必要となる。

 これまで看護師4人で交代して行っていたが、年度末で1人が退職することになり、補充が間に合わず、業務時間を短縮せざるを得なくなった。現在、ステーションの人材を院内で養成しており、人材が確保でき次第、24時間体制を再開する。時期は未定。

 サービスを受けていた患者は約30人で、全員に市内外の24時間体制のステーションを紹介済みだという。

 同病院は「ご迷惑をお掛けするが、ご理解いただければ」としている。