バス停にベンチを設置する児童=阿南市山口町

 阿南市山口町の山口小学校児童が、自分たちで収穫した養殖ワカメの販売収益で購入したベンチを校区のバス停3カ所に設置し、車いす1台を市社会福祉協議会に贈った。

 ベンチは4年生7人が、山口中バス停の上り・下り、内田バス停の下りの3カ所に設置した。地元住民や教員と共に傷んでいた木のベンチを撤去した後、生え放題になっていた下草を刈り取り、2~3人掛けの新しいアルミ製ベンチを置いた。

 久田宙来さん(10)は「今までのベンチは古くて危ないので買い換えようと、みんなで話し合って決めた。少しでも地域の人の役に立てたらうれしい」と話した。

 3年生3人は市社協を訪れ、職員に車いすを手渡した。

 同校3、4年生は総合学習の授業で、養殖ワカメの種の植え付けを体験し、育った後に収穫した。2月に桑野公民館前など4カ所で販売したところ、約20万円の売り上げがあった。