船上に水揚げされたサクラダイ=鳴門市北灘沖

 鳴門市北灘沖でサクラダイの定置網漁が最盛期を迎えている。桜の咲くこの時季に紀伊水道から鳴門海峡に入ってくるマダイで、速い潮流にもまれて身が引き締まっており、人気が高い。

 同市北灘町の粟田漁港では漁師が早朝に出港。沖合1~2キロにある定置網を数人掛かりで引き上げると、鮮やかなピンクのサクラダイが姿を見せ、威勢よく跳びはねた。

 同漁港では1日に300~500キロが水揚げされている。体長は40センチ前後が中心で、県内や京阪神に1キロ当たり千~2千円で出荷される。

 今年は暖冬の影響で、漁の時期が1週間程度早まった。漁は5月初旬まで続く。