荷物と一緒に反射材や啓発チラシを手渡す配達員=徳島市蔵本町2の生花店

 6日から始まる春の全国交通安全運動(15日まで)に合わせ、徳島西署は4日、ヤマト運輸徳島蔵本支店と連携した交通安全キャンペーンを始めた。配達員が荷物を宅配する際、自転車の安全運転などを呼び掛ける啓発チラシや反射財などを一緒に配り、住民に交通安全意識を高めてもらう。

 キャンペーンは、蔵本支店管内の約2万6500世帯を対象に15日まで行う。配達員が宅配時に「交通事故防止に気を付けてください」と声を掛けながら、啓発チラシと反射材のセットを2千セット配る。

 宅配業者は荷物を届ける際、住民と直接触れ合うため、呼び掛け効果を高めようと同署がヤマト運輸に協力を依頼した。昨年春と秋にも同様の取り組みを行い、住民に好評だったことから、今回はセット数を倍増させた。

 この日、同署であった出発式には、署員や配達員ら19人が参加した。木田賀久署長が「今年に入って県内では事故が増えている。取り組みを通じて交通安全をしっかり周知してほしい」とあいさつし、配達員にチラシなどを引き渡した。

 配達員は早速各戸を訪れ、荷物と一緒にチラシなどを手渡した。受け取った生花店従業員の大住祥代さん(25)は「交通安全について直接説明してもらい、身が引き締まった。夜歩く際は反射材を使いたい」と話した。

 同支店の岡和治支店長は「配達員自身も安全運転を意識し、住民の安全意識向上につなげてほしい」と語った。