藍の苗を植える職人ら=上板町下六條

 上板町の藍師・佐藤昭人さん(76)が所有する同町下六篠の畑で6日、藍の苗の定植作業がスタートした。今後、約20日間で2・4ヘクタールの畑に植え付ける。

 佐藤さんと家族、職人の計7人が早朝から作業に取り掛かった。近くの苗床で約1カ月間栽培し、15センチほどの大きさに成長した苗を5、6本ずつ束ね、30~40センチの間隔で1本ずつ植えた。

 定植後は施肥と除草作業を繰り返し、6月にも最初の刈り取りを行う。秋には葉藍を発酵させる「寝せ込み」が始まり、12月にも藍の染料すくもが完成する。

 佐藤さんの長男の好昭さん(52)は「今年は丈夫な苗が育ったし、土地の状態も良好です」と話していた。