ボートレース鳴門で開かれる「ウオータースペクタクル ワールプール2018」のポスター(鳴門市提供)

 鳴門市は、ボートレース鳴門の競走水面を使い、噴水に映像を当てて幻想的な光景を演出するイルミネーションショー「ウオータースペクタクル ワールプール2018」を9月16、17の両日に開く。

 高さ約15メートルの二つの円形の噴水に、鳴門の渦潮や阿波踊りの映像を投影。LEDで装飾した競走用ボート2艇が水面を彩る。ステージでは、カナダのサーカス劇団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の元ダンサーら7人が、ぞめきのリズムやベートーベンの「第九」に合わせてパフォーマンスを披露する。

 プロデューサーを務める鳴門市出身の近藤貴幸さん(38)は「今回は、人と人とのふれあいの場をつくろうと、映像だけでなく実際にダンサーが踊る場面を設けた。昨年までとの違いを見てほしい」と話している。

 ショーは1回14分。両日とも午後7時に開演し、1日3回行う。入場無料だが3階一般席(定員500人)での観覧は、当日の午前10時から配る整理券が必要。

 会場には飲食ブースが設けられるほか、16日はよしもと興業のタレントによるお笑いライブ、17日はしろとり動物園(香川県東かがわ市)がウサギやヘビなどと触れ合えるコーナーを設ける。

 ショーは、ボートレースのイメージアップを目的に2016年から開いており、3回目。