勝浦町で11日から始まる「武者人形祭り」を前に、同町横瀬地区の住民団体・かせやまクラブが10日、勝浦中央商店街で、家庭で飾られなくなった武者人形約500体の飾り付けをした。
会員25人が、県内外から寄せられ供養した武者人形やかぶとなどを商店街の駐車場とJA東とくしま勝浦支所に設けたプレハブ小屋に丁寧に並べていった。11日以降も民家の軒先や同町生名の道の駅「ひなの里かつうら」、産直市「よってネ市」などに飾り付ける予定で、5月8日まで展示する。
祭りは商店街の活性化につなげようと同クラブが2012年から毎年開いている。大西茂会長(66)は「迫力ある展示を多くの人に見てもらいたい」と話した。