腹話術の防災寸劇に取り組む中西さんとショウちゃん=阿南市富岡町北通の市シルバー人材センター

 元阿南市消防本部消防長で市シルバー人材センター会員の中西康富さん(65)=同市上中町中原=が腹話術を使った子ども向けの防災啓発活動を本格化させる。昨年12月25日に市内の学童保育クラブで行った公演が好評だったため、本年度から同センターが会員派遣事業の一環として積極的に依頼を受け付ける。

 中西さんの寸劇には、人形の「ショウちゃん」が登場。地震が起きたら、机の下に隠れたり、バッグなどで頭を保護したりして自分の身を守ることや、津波の襲来に備えて高台に逃げることの大切さなどをコミカルな演出を交えながら訴える。

 中西さんは若い頃から趣味で腹話術を始め、独学で技術を身に付けた。2011年3月に退職して以降、市防災対策課防災啓発指導員として地域の自主防災組織などに腹話術を披露。昨年12月初旬に、同センターから子ども向けの防災啓発活動を行えないかと打診を受け、初めて中野島児童クラブで公演した。

 13日には、早速派遣事業としての依頼があった同市の学童保育クラブ「富岡児童クラブ」に出向く。

 中西さんは「腹話術を通して、災害から自分の身を守るための方法を学んでもらえたら」と話している。

 申し込みや問い合わせは同センター事務局<電0884(23)2630>。