砂浜からまっすぐ伸びたコウボウムギ=徳島市川内町の小松海岸

 徳島市川内町の小松海岸にコウボウムギが群生し、潮風に揺れている。

 海辺の砂地に自生するカヤツリグサ科の多年草で、高さ約10~20センチの茎の先に、黄褐色の花穂を付ける。別名「筆草」で、麦の形にも似ていることから、弘法大師の筆にたとえて「弘法麦」の名が付いたとされる。花は6月ごろまで楽しめる。

 娘と孫の3人で訪れた井上美代さん(72)=鳴門市鳴門町高島=は「筆が並んでいるようで、かわいらしい」と興味深そうに眺めていた。

 13日午前の県内は、南からの温かく湿った空気や気圧の谷の影響で雲が広がった。徳島地方気象台によると、夕方から県内全域で雨が降る見込み。14日は未明まで雨が降り続くものの、昼ごろからは高気圧に覆われて天気が回復する。