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【ダルムシュタット(ドイツ)2020年4月7日PR Newswire=共同通信JBN】
* CRISPR-chromテクノロジーはゲノムへのアクセスを改善し、より効率的な編集を実現

*CRISPRクロマチン分野では米国で唯一の特許保有者

*同社はHCRISPR遺伝子編集技術のイノベーションを推進

大手科学・技術企業、メルク(Merck)は7日、米特許商標庁がCRISPR-chrom技術に関する同社の特許を認可したと発表した。この認可により、メルクは、クロマチン修飾ペプチドのCRISPRタンパク質への融合を対象とする特許を有する唯一のプロバイダーとなり、クロマチンを邪魔にならないよう除去し、ゲノムへのアクセスを広げることができる。

Photo - https://mma.prnewswire.com/media/1141070/Merck.jpg

メルクのウディット・バトラ取締役兼ライフサイエンス事業部門最高経営責任者(CEO)は「これは、当社にとって2番目の米国CRISPR特許、世界では23番目のCRISPR関連特許の認可だ。CRISPR技術のリーディングイノベーターとして今後もイノベーションを推進し、世界中の科学者と協力して彼らが確実に最先端の遺伝子編集オプションを手にできるようにしていく」と語った。

哺乳類の細胞のゲノムDNAはクロマチンと呼ばれるタンパク質複合体でしっかり覆われているため、CRISPRがゲノムDNAにアクセスできないことが多い。メルクのCRISPR-chrom技術は、クロマチン修飾ペプチドをCRISPRタンパク質、Cas9(つまり、CRISPRのDNAはさみ)に融合することで機能し、より効率的な遺伝子編集を可能にする。この作用は、CRISPR Journal2018年2月号(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2768284-2&h=4290016811&u=https%3A%2F%2Fwww.liebertpub.com%2Fdoi%2Ffull%2F10.1089%2Fcrispr.2018.0036%3Furl_ver%3DZ39.88-2003%26rfr_id%3Dori%3Arid%3Acrossref.org%26rfr_dat%3Dcr_pub%253dpubmed&a=published+in+the+February+2018+issue+of+The+CRISPR+Journal )で初めて発表され、同年ダウンロードされた同誌論文のトップ5の1つになった。

ゲノム編集のリーダーであるメルクのライフサイエンス事業は、遺伝子編集技術の向上を推進するための研究・開発を行っている。

同社のCRISPR特許ポートフォリオには、基礎的および代替的なゲノム編集方法を対象とするCRISPR関連技術の特許が含まれている。同社のCRISPR統合技術の特許は、オーストラリア、カナダ、中国、欧州、イスラエル、シンガポール、韓国で認可されている。欧州で認可され、その他の国で認可待ちの特許は、真核細胞でのゲノム修飾実行に必要なCRISPRシステムをコード化するプラスミドあるいはウイルスベクターを対象としている。その他の欧州の特許および認可待ちの特許申請は、タンパク質-RNAニッカーゼ組成物に関するものである。

メルクは2019年2月、CRISPRをより効率的で柔軟性と特効性のあるものにするプロキシCRISPR技術で最初の米国特許を取得した。同社はCRISPR特許ポートフォリオのライセンス供与に成功し、あらゆる使用分野に対してCRISPR特許ポートフォリオ全てのライセンス供与を継続している。メルクは、治療、農業、研究用にCRISPR特許をライセンス供与するパートナーを積極的かつ強力に求めており、そうしたコラボレーションの機会を歓迎している。

CRISPR技術は、発見から製造までゲノム編集で16年の経験を有するメルクの中核技術である。同社は、遺伝子ノックアウト、遺伝子統合、遺伝子スクリーニング用のCRISPRライブラリーなど、幅広いゲノム編集応用技術を開発している。

メルクは、ゲノム編集が生物学的研究と医学に大きな進歩をもたらしたことを認識している。同時に、ゲノム編集技術の潜在的可能性の広がりで、科学的、法的、社会的懸念も生まれている。同社は、倫理的、法的基準を慎重に考慮してゲノム編集の研究をサポートしている。メルクは、ゲノム編集に関する、あるいはゲノム編集を利用した研究を含む、同社の事業が関与する研究の指針づくりのため、独立した外部のBioethics Advisory Panel(生命倫理諮問委員会)(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2768284-2&h=2989328645&u=https%3A%2F%2Fwww.merckgroup.com%2Fen%2Fcr-report%2F2018%2Fbusiness-ethics%2Fbioethics.html&a=Bioethics+Advisory+Panel )を設立。研究および応用分野で使用できる有望な治療アプローチ情報を提供する際、科学的、社会的問題を考慮した上で、経営上の立場を明確にしている(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2768284-2&h=253148026&u=https%3A%2F%2Fwww.merckgroup.com%2Fcontent%2Fdam%2Fweb%2Fcorporate%2Fnon-images%2Fcompany%2Fresponsibility%2Fen%2Fregulations-and-guidelines%2Fgenome-editing-principle-EN.pdf&a=position )。

メルクの全ニュースリリースは、メルクのウェブサイトで公開されると同時に、電子メールで配布される。オンラインでの登録、サービスの選択変更または中止は、www.merckgroup.com/subscribe まで。

▽メルクについて
メルク(Merck)は、医療、ライフサイエンス、高機能素材分野で事業展開している大手科学・技術企業である。約5万7000人の従業員が、より楽しく持続可能な暮らし方を生み出すことで、何百万もの人々の生活に日々、プラスの変化をもたらすべく努力している。遺伝子編集技術の推進や、最も困難な疾患を治療するための独自の方法の発見から、インテリジェントなデバイスの実現まで、メルクはいたるところにある。メルクは2019年、66カ国で162億ユーロの売上を達成した。

科学的探求と責任ある起業家精神が、メルクの技術的、科学的進歩の鍵となってきた。1668年の創業以来、メルクはこのように繁栄してきた。創業家が今も、上場企業の株式の過半数を所有している。メルクは、「メルク」の名称とブランドに対する世界的な権利を保有している。唯一の例外は米国とカナダで、その事業部門は医療ではEMDセローノ、ライフサイエンスではミリポアシグマ(MilliporeSigma)として、さらにEMDパフォーマンスマテリアルズとして活動している。

ソース:Merck

▽問い合わせ先
Gangolf.schrimpf@merckgroup.com
Phone: 01 6151 72-5577

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