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東京国立博物館は、マレーシア・イスラーム美術館から精選した美術工芸品・歴史資料を展示する特別企画「イスラーム王朝とムスリムの世界」を、2021年7月6日(火)~2022年2月20日(日)に開催いたします。

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17. 「イスラーム王朝とムスリムの世界」 キービジュアル

■博物館で旅するイスラームの世界
イスラーム教は、7世紀にアラブ人のムハンマドが預言者として唯一神に対する信仰を説き、創始した宗教です。その後、イスラーム教は西アジアのみならずヨーロッパ、北アフリカ、中央アジア、東南アジア、そして東アジアへと広がり、キリスト教に次いで世界で2番目に信者の多い宗教にまで発展しました。イスラーム教を受容した世界各地では、多くのイスラーム王朝が交替しましたが、いずれも各地の文化を融合させた独自のイスラーム文化を展開してきました。
このたびイスラーム関連の豊富なコレクションを有するマレーシア・イスラーム美術館の全面協力を得ることで、特定の国家や地域によらない、世界規模のイスラーム美術の展示が実現しました。
今回の特別企画では、こうしたイスラーム文化の多様性を知り、イスラーム世界への理解を深める手がかりとなるような美術工芸品や歴史資料などを紹介します。

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1. 皇太子アッバース・ミールザーの肖像
イラン(カージャール朝)1818~1820年頃


■マレーシア・イスラーム美術館について
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16. イスラーム美術館外観

クアラルンプールに所在するマレーシア・イスラーム美術館は、1万点以上のイスラーム美術品と、それに関する文献を所蔵しています。そのコレクションは工芸品、宝飾品や細密画などジャンルも多岐にわたります。地域も西アジアのみならず中国や東南アジアからもたらされた作品も充実しています。


■展覧会名:マレーシア・イスラーム美術館精選 特別企画
「イスラーム王朝とムスリムの世界」
(英文名称)14 Dynasties and a Region:The History and Culture of the Muslim World
The Collection of the Islamic Arts Museum Malaysia

会期:2021年7月6日(火)~2022年2月20日(日)
会場:東京国立博物館東洋館12・13室(上野公園)
主催:東京国立博物館、マレーシア・イスラーム美術館
協賛:住友商事株式会社、J-POWER(電源開発株式会社)、三井住友銀行


■「イスラーム王朝とムスリムの世界」来館案内
事前予約制(日時指定券)
入館にはオンラインによる事前予約(日時指定券)が必要となります。入館無料の方や会員の方を含め、入館にあたって、すべてのお客様はオンラインでの日時指定券の予約が必要です。詳細は東京国立博物館ウェブサイトをご確認ください。

会期 :2021年7月6日(火)~2022年2月20日(日)
会場 :東京国立博物館 東洋館12・13室(上野公園)
開館時間:9時30分~17時 ※入館は閉館の30分前まで
休館日 :月曜日(祝休日の場合は開館、翌平日休館 ※8月10日、1月3日は開館)
12月14日、12月26日-1月1日、1月4日
観覧料 :一般1,000円、 大学生500円

※特別展は別途事前予約(日時指定券)および観覧料が必要です。
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。
※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。

交通 : JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分
東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分
お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)
ウェブサイト: https://www.tnm.jp/


【展覧会の構成と主な展示作品】※作品はすべてマレーシア・イスラーム美術館蔵
本展では、さまざまなイスラーム王朝が生み出した作品を、時代や地域、テーマを切り口として展示します。今まであまり知られていなかったイスラームの文化とムスリムの世界をお楽しみいただけます。

第1章 はじめに ムスリム世界の歴史と文化
14の王朝と1地域のイスラームの歴史と文化の流れを概観します。

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2. アカンサス文柱頭
ウマイヤ朝、スペイン
10世紀 大理石
モスクの柱の上にのせられていたものです。イスラーム建築もイスラーム以前の地中海世界文化の影響を受けていたことを示しています。


第2章 初期イスラーム王朝
ウマイヤ朝からアイユーブ朝までの初期のイスラーム王朝における歴史と文化をご紹介します。

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3. 金製イヤリング
エジプト(ファーティマ朝)
11~12世紀



第3章 モスクの美術
モスクとは、イスラーム教の寺院のことで、祈りを捧げる大変重要な場所です。このセクションでは、モスク内部で使われた作品を展示して、イスラーム教における礼拝空間を再現します。

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4. クルアーン台
トルコ(オスマン朝)
1800年頃
螺鈿、玳瑁象嵌


第4章 北アフリカおよびスペイン
イスラームの文化圏は、われわれが一般にイメージする中近東の国々だけでなく、北アフリカやスペインにまで拡大しました。本セクションでは、こうした地域に拡がったイスラーム王朝の歴史と文化を紹介します。

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5. 『クルアーン』(マクリビー体)
スペイン・アンダルシアまたは北アフリカ
13世紀
顔料、金箔、紙


第5章 セルジューク朝
11世紀、セルジューク朝は、トルコから西アジア、中央アジアへと支配を拡大しました。セルジューク朝のイスラームの美術にもトルコとイランの地域文化の融合を見ることができます。

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6. エナメル彩騎馬鷹狩人物文鉢
イラン
12世紀末~13世紀初
陶製
イランで発達したエナメル彩という技法で、1回目の焼成で下絵を定着させ、2回目の焼成で釉上に上絵を焼き付けています。


第6章 マムルーク朝
14世紀インド洋と地中海を結ぶ中継貿易で繁栄したシリアやエジプトを中心に展開したマムルーク朝の文化を紹介します。

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7. 真鍮水盤
エジプトまたはシリア(マムルーク朝)
14世紀 真鍮
表面に銘文を連続して刻むマムルーク朝時代の特徴を示しています。


第7章 イル・ハーン朝とティムール朝
盛んな通商活動に支えられて中央アジアやイランで展開したイル・ハーン朝とティムール朝の文化を紹介します。

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8. ミフラーブ・パネル
中央アジアまたはイラン(ティムール朝)
14~15世紀
フリット胎土
モスクの礼拝する場所に設置されます。濃淡のあるターコイズ・ブルーのタイルを貼り合わせてつくられており、イランや中央アジアの建築によく見られます。


第8章 サファヴィー朝とカージャール朝
イランで展開したサファヴィー朝とカージャール朝の文化を紹介します。

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9. シャーナーメの挿絵
イラン(サファヴィー朝) 18~19世紀
金彩、インク、顔料、紙
『シャーナーメ』はイランの詩人フェルドウスィーが古代ペルシアの神話、伝説、歴史を謳った長編叙事詩です。サファヴィー朝イランでは盛んに細密画として表現されました。


第9章 武器と外交
武器と外交をテーマにしたイスラーム美術の展示です。イスラーム王朝の王族や貴族が、単に戦闘の道具としてだけでなく、権威を象徴するために武器や武具を身に着けていたことを紹介します。

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10. 儀仗
北インド 19世紀
金、宝石
王家が所有した金製の仗です


第10章 イスラーム書道芸術
書は、イスラーム文化の中でもとくに重要視されています。このセクションではイスラームの書と書に関する文房具などをご覧いただきます。

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11. 青銅インク壺
イラン(セルジューク朝)
12~13世紀
青銅、銀象嵌


第11章 マレー世界のイスラーム王国
インドネシアやマレーシアなど、マレー世界に展開したイスラームの文化をご覧いただきます。

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12. 宝飾ベルト金具
マレー半島 20世紀初
金、宝石


第12章 ムガル朝
インドで展開したムガル朝の華やかな文化を代表するジュエリーと細密画の世界をお楽しみいただけます。

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13. 宝飾ネックレス
南インド
18世紀 金、宝石
ダイヤモンドとルビーをはめ込んだ花形パーツ、ペーズリー形パーツなどをつなげたもので、インドの宝飾品です。


第13章 オスマン朝
帝国として繁栄したオスマン朝で展開したイスラーム美術を様々なジャンルの作品から紹介します。

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14. 宝飾小箱
トルコ(オスマン朝)
17~18世紀 宝石
鍍金装飾のほか、ダイヤモンド、ルビー、エメラルドをはめ込んだ小箱で、オスマン朝時代を代表する宝飾品の一つです。


第14章 中国のイスラーム
イスラーム文化は、東アジアにも及びました。中国で製作されたイスラームに関連する文物を紹介します。

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15. 七宝合子
中国(清) 19世紀
エナメル、銅合金


第15章 現代絵画
イスラーム書道の伝統は今も受け継がれ、新たな作品が生み出されています。最後に現代絵画の表現に見るイスラーム文化を紹介します。

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アル=ハディード章 第1~6節
本田・フアド・孝一 画 2011年
ミクストメディア、紙


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