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ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原豪久)は、フロアウェットシートの水分量が清掃前後の気分に及ぼす影響について、福山大学、北海道大学と共同で検証し、日本心理学会 第85回大会(期間:2021年9月1日~9月8日、Web開催)にて発表しました。その検証結果についてご報告します。

<フロアウェットシートによる床清掃のイメージ>
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/274897/LL_img_274897_1.jpg
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■検証のまとめ
・「フロアウェットシート」を使用し、床の水拭き清掃を行った場合、ポジティブ/ネガティブ気分が変動する。
・「水分が豊富なシート」を使用した場合(床の汚れが落とせた場合)のみ、床清掃後のネガティブ気分は低減する。
・「水分が豊富なシート」を使用した方が、ストレスを感じない、汚れが拭き取りやすいなどの使用感の評価が高い。また、清掃時間も短くなる。
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■検証の背景
近年、床の水拭き清掃にフロアワイパーとフロアウェットシートが用いられることが増えています。
水拭き清掃において、シートの水分が持続することで、使用者のストレスや負担が減るのではないか、またストレスなく清掃ができることで清掃後の気分も高まるのではないかと考え、シートの水分(量・持続性)に着目し、フロアウェットシートを用いた床の水拭き清掃による気分変化について、福山大学心理学科と北海道大学文学研究院と共同で検証しました。


■検証の概要
比較対象:水分が豊富なシート「A」
「A」と比較して水分が少ないシート「B」
2つのシートを用いた床の水拭き清掃の比較
検証人数:18歳以上の男女合計24名
→検証目的に気付いた3名を除外した21名のデータを分析に利用
(女性18名、男性3名)
検証期間:2020年12月~2021年3月
検証方法:床にスタンプ汚れ「■」を14個設置
(子どもがイタズラをして床に押してしまったことを想定)
スタンプ汚れ含め、床全体をキレイに水拭きすることを課題とし、
「A」と「B」を使用して清掃をしてもらい、
気分の変化や使用感について比較検証を行いました。

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■検証の結果
ポジティブな気分は、どちらのフロアウェットシートを用いた場合にも、清掃後に高くなりました。一方、ネガティブな気分は、「水分が豊富なシート」を用いた場合のみ清掃後に低くなりました。
使用感の評価では、「水分が豊富なシート」を使用した場合の方が高く評価されました。特に、「水分が豊富なシート」を使用した場合は、「ストレスを感じない」「汚れが拭き取りやすい」「使いやすい」「また使用したい」等、高く評価されました。※1また実際に、「水分が続く」も評価されました。※1さらに、清掃時間においても、「水分が豊富なシート」を使用した方が清掃時間は短くなり、清掃に要する労力も低く感じられることがわかりました。※2

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※1 各項目“当てはまるかどうか”を7点満点で評価した平均です。

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※2 労力感の評価方法(VAS評価)
下記のような線に清掃時に感じた労力の程度を▽で示してもらい、左側の▼(労力がいる)からの▽の距離をmmで測定しました。右側の▼(労力がいらなかった)が151mmで最大値となります。

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/274897/LL_img_274897_6.jpg
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■検証の考察
今回、フロアウェットシートを用いた床の水拭き清掃を行うことで、ポジティブ/ネガティブ気分が変動し、特にネガティブな気分については、「水分が豊富なシート」を用いることで低減することが分かりました。水分が持続し汚れが落とせた場合にネガティブな気分が低減し、水分が持続せず汚れを十分に落とせなかった場合には、ネガティブな気分の低減はみられませんでした。
今回の実験課題のように床汚れが多い場合には、「水分が豊富なシート」を使用することで、ストレスや労力感を感じずに、より効率的に水拭き清掃ができることがわかりました。


■福山大学心理学科 宮崎 由樹先生のコメント
昨今の新型コロナウイルス感染症の流行にともない、私たちの衛生環境に対する意識は高まりました。それに応じるように、感染症の流行前に比べて、普段の床の清掃頻度も多くなったと言われます。
今回、フロアウェットシートによる水拭き清掃が気分におよぼす影響を検証しました。この検証で、フロアウェットシートによる床の清掃を行うことで、明るい気分が清掃後にはさらに高まることが分かりました。また、フロアウェットシートの品質による違いも明らかになりました。「水持ちの良いウェットシート」を用いて床の清掃を行った場合には、暗い気分が解消される可能性が示されました。このことには、「水持ちの良いウェットシート」を用いた方が楽に床汚れを落とせることが関係していると思われます。
このように、清掃用品の品質によって、清掃後の気分のあり方に違いが生じるようです。日々の清掃行動と気分・メンタルヘルスとの関係は明らかにされていないことが多いです。今後も私たちは、これらの関係についてさらに検証を重ねていきたいと思います。
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■当社コメント
当社では、今後も清掃用品について、ごみ取れ性や拭き取り性など基本機能を高めることはもちろんですが、使用時のストレスや負担を少しでも減らせたり、清掃時間を少しでも短縮できたり、また快適さや楽しさなどの使用感も高めていけるような製品開発を目指します。


■共同研究メンバー
福山大学 心理学科 宮崎 由樹氏
北海道大学 文学研究院 河原 純一郎氏
ユニ・チャーム株式会社 眞鍋 優佳
ユニ・チャーム株式会社 須田 朋和
ユニ・チャーム株式会社 釼持 泰彦


■ウェーブ ブランドサイト
https://jp.unicharm-wave.com/ja/home.html


■会社概要
社名 :ユニ・チャーム株式会社
設立 :1961年2月10日
本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地
本社 :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館
社員数 :グループ合計16,207名(2018年12月)
事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品
ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、
ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売

ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス
http://www.unicharm.co.jp/


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